かんぼつの雑記帳

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好きな女性声優10人(オタ活まとめ02)

こんにちは。

かんぼつです。

今回は声優について語ろうかなと思います。

べつだんあんまり詳しいわけでもないし、声優情報誌とか読んだりしているわけでもないのですが、とはいえアニオタを長年やってくると、好きな声優もそこそこできてくるもの。そんなわけで、とりあえずにわかなりに好きな声優をあげて、その声について自分の感じていることをまとめておこうかなと思った次第です。

とはいえあんまり手当たり次第に話していてもキリがなくなるので、とりあえず条件として、女性声優であること、全部で10人に絞ること、それぞれの声優について出演作品、個人的な推しポイントなどをコメントすること、などを設定して語っていきます。

なお、紹介順にとくにランク付けなどの意図はありませんので、あらかじめご了承ください。

それでは始めていきたいと思います。

1,新井里美

声優界きっての個性派。この方の魅力はなんといっても一度聴けば忘れることのできない、唯一無二の特徴的な声です。

僕がとくに好きな役は『とある科学の超電磁砲』の白井黒子、そして咲阿知賀編の花田煌、『Re:ゼロから始める異世界生活』のベアトリスです。新井さんが声を当てる女の子はネタキャラが多く、上記の例のうち黒子や花田煌はそのように思われがちな気がしますが、僕にとってはふつうに萌えの対象だったり。

惜しむらくは、この人の声を形容するための語彙がこちらにないことですね。カエルっぽいといえばいいのか…いや違うな…。ともあれほんとに病みつきになります。耳にすごく残る。

なお、本人のトークも結構面白くて、超電磁砲のwebラジオでの佐藤利奈との絡みは必聴です。なんでこの人こんな面白いんだろう…。

2,釘宮理恵

言わずと知れたツンデレ界(なんだそれ)の大御所って感じですね。『灼眼のシャナ』のシャナ、ゼロ使のルイズ、とらドラ!の大河、『緋弾のアリア』のアリア、アイマス水瀬伊織と、担当した役名を挙げるだけでもうつよそう…みたいな感じです(ツンデレではないですが、ハガレンのアルも有名ですね)。この名前を出すともうある世代のド直球なキモオタって感じで悔しいんですが、自分に嘘はつけない…。

一時期、シャナに影響されすぎてセブンのメロンパンばっか食っていたとかクラスで非オタ層にまでロリコンとして認知されていたとかいう黒歴史がありますが、それもすべてはこの人のせい。軽い釘宮病患者でした。

ただ、この人についてはあまりに知名度が高いので、ほかにもいいたい情報はあるんですが、そういうことをわざわざあらためて紹介することもないし、それ以外のことを話すとなると自分語りが延々と続きそうなのでこのくらいで。

3,斎藤千和

こういう雑な分類をするとどこかから怒られると思いますが、僕のなかで斎藤千和の声は配役によって二つの系列に分かれます。一つはまどマギのほむほむや『化物語』の戦場ヶ原ひたぎといったさいつよクール系。もう一つは(『のうりん』ではなく)『ぱにぽにだっしゅ』のベッキーとか、ストパンのルッキーニとか、プリヤのクロエといった明るいロリキャラですね。これに『ケロロ軍曹』の夏美とかがイレギュラーとして位置するとかそんな感じでしょうか(いや、本人のキャリア的には代表的な役柄だと思いますが)。

で、僕は後者の高音の弾むように喋る斎藤千和が好き、とくにクロエの斎藤千和が好きで、このまえのFGOのプリヤコラボ復刻のおかげでやっとクロエが我がカルデアに来た時は狂喜乱舞して聖杯を突っ込んだわけですが、こうしたクロエ愛の半分くらいは斎藤千和の声に対するそれで構成されている気がします。

なお、大昔のストパンラジオで斎藤千和小清水亜美が喋ってた回があったと思うのですが、あれは今まで聞いてきたあらゆるアニラジのなかでいっちゃん好きなやつです。

4,伊瀬茉莉也

やっぱりハスキーボイスっていいと思うんですよね。というわけでハスキーボイスといえばまずこの人。これは外せません。

伊瀬茉莉也というと『yes!プリキュア5』のキュアレモネードとかが有名な気がしますが、僕がいっちゃん好きな伊瀬茉莉也はパンストのストッキングです。やはりパンストの功績はパンティとストッキングという素晴らしいキャラクターの創造にあると思うわけですが、そのうちの一人であるストッキングのキュートでポップでダークな魅力を最大限に引き出してるのが伊瀬茉莉也のハスキーボイス。これまたたんにハスキーなだけでなく、少し幼めの声色に振ってるのが最高にツボなんですよね。カートゥーン調のケレン味ある画面ともあってる気がするし。というかこれずっといってるけどパンストの二期やらないかな…

最近だとズヴィズダーのプラーミャ様が好きです。『HUNTER×HUNTER』の新アニメ版のキルア役でも有名。

5,野中藍

これは声優に対しては悪口なのかもしれませんが、野中藍は舌足らず感がすごく好きで、これについては比較的ハキハキ喋る役、たとえばまどマギ佐倉杏子の演技などでも見られる気がします。舌足らずというかもたついてるというかもにょっとしてるというか。それが野中藍のロリっぽい声と合わさってなんともいえない魅力を醸しているので、僕としては好きなのですが…。

個人的に最初に彼女を意識したのは『CLANNAD』の風子ですが、いったん意識してみるとぱにぽにだっしゅの一条さんとか絶望先生風浦可符香とか、ほんとにいい役が多いですね…。

ただ、あまりにもまどマギ佐倉杏子の印象が強すぎるためか、僕としては一番好きな野中藍佐倉杏子かもしれません。

6,小清水亜美

まぁーとにかくほんとうにいい声なんですよね(語彙

新井さんと同じで、小清水亜美の声はどういうふうに形容したらいいかわからないのですが、実は能登麻美子とかと微妙に系列が一緒なのではないかと。お二方ともこう生の声にどこかほわーんとした響きというかフィルターみたいなのがつねに随伴しているような声で、そこが魅力ではないかと。

一般的には小清水亜美というと『狼と香辛料』のホロとかなのかもしれないですが、僕は『狼と香辛料』は触れておらず、そのかわり他の作品ではすごくお世話になっている人でして、具体的にいうとナージャナージャとか、エウレカアネモネとか、スイプリの響(キュアメロディ)とか、あとは咲の原村和、ストパンのシャーリー、ギアスのカレンなど、まぁほんとうに個人的なオタクキャリア黎明期のアニメにつねに小清水亜美がいた感じですね。また、こうして役柄を並べてみると、やっぱり豪気な強い女性とか溌剌とした女の子とか、そういうキャラがとびきり似合う人だなぁと。余談ですがエウレカアネモネが好きなオタクは十中八九ダリフラのゼロツーが好き。

なお斎藤千和の項目でもいいましたが、ストパンラジオのシャーリー&ルッキーニ回は大好きです。

7,後藤沙緒里

強い方の後藤さんが色々と有名ですが、こっちは弱い方の後藤さんです。

なんといってもこの人はボソボソ喋るダウナー系美少女役をやらせたら右に出るものはいないというか、ぼくのかんがえたさいきょうの後藤沙緒里はなんかそういうのです。ASMRみのあるソフトで独特なウィスパーボイスの絶妙さに加え、カ行の発音の際などにみられる極小の破裂音みたいなのがたまらなくツボです。たまにこういう発音で喋る人いますよね…。

具体的な役の話に言及すると、後藤沙緒里が演じた役といえば小鍛冶健夜などもとぉーーってもいいのですが(なおすこやんの相方である福与アナの声は野中藍なので最高に美味しい組み合わせです)、結局のところ『じょしらく』の暗落亭苦来とか、下セカの不破氷菓とか、ああいうダウナー系、陰キャが最高のはまり役だと思うのです。とにもかくにも世のダウナー系美少女大好きオタクは後藤沙緒里に返しても返しても返しきれない恩があるのです。少なくとも僕のオタ活は後藤沙緒里がいなければもっと味気のないものになっていたでしょう。

ありがとう後藤沙緒里

8,大久保瑠美

もともと『ゆゆ式』がきらら系のなかでもかなり好きなほうなので、ゆずこ役の人という認識もあったし、『ゆるゆり』のちなつちゃんの人としても認知していたのですが、本格的に好きになったのはfateまわりのコンテンツをフォローし始めてからです。ようするにアストルフォきゅんとエリちゃんですね。

とにかくこの人の声の魅力は、その明快さとポンコツ属性との親和性の高さかなと。キンキンした声なのになぜかうるさくなくて耳に心地いいんですよね。

でもアニメ方面だとなぜか僕のツボにはまるキャラクターが少ないのが現状なので、あまりそっちで語れることがないのは残念です。

あとこのまえ友人からカルデア放送局の大久保瑠美ゲスト回を布教されたのですが、高橋李依田中美海ともどもぶっ飛んでてめっちゃ好きでした(いや、というか飛んでたのは主にこの二人ですが…)。ギル様好きだったんですね。

9,佐倉綾音

こういうことを声優について語る場で言っていいのかわからないのですが、とにかく佐倉綾音の顔が好き。

ひとつエピソードをあげると、あやねるが前にテレビ出演してたのをたまたま見かけてびっくりしたのが、テレビというと画面内に女優だのモデルだのタレントだのと、それはもう綺麗な方々が並んでいるわけなのですが、あやねるはそのなかでもハッとさせられるくらいにひときわ可愛かったということで、これはほかの方を落としてあやねるをもちあげたいとかそういうことではなく、このときあーこの人はほんとうに可愛いんだな、やばいなと感動したということが言いたい。FGOでたとえると、たとえばガッキーとかが高倍率のサーヴァント特攻とか人型特攻とかだとしたら、佐倉綾音はそれよりさらにバカ高い倍率の魔性特攻とかのマイナー特攻持ちで、僕は魔性なんですよね。

とまれ、僕が最初にあやねるを意識し始めたのは『じょしらく』のマリーさん役で、正直いうとこれが今でもあやねるの最高のはまり役のひとつなんじゃないかと思っていたりします。もともと可愛い系の声というよりはちょっと性格の悪そうなキャラとか、ウザキャラとか、男性的な(とかいうとPC的にアレかも知れませんが)キャラが似合う声だと思うので、マリーさんのべらんめえ口調は三つ目の意味でフィットするなぁ、と思うのです。逆に実はごちうさのココアちゃんなどは僕的にはツボではないのですが、好きな人は多そうですね。なお『夢喰いメリー』のあやねるはまぁまぁ好き、ぐらいでしょうか。

そんで一つ目の性格悪そうなキャラってなんだよっていえば、そりゃもうもちろん『東京レイヴンズ』の大連寺鈴鹿と俺ガイルの一色いろはに決まっていますよね。

とくに後者。やはり伏見つかさ先生と渡航先生は美少女キャラクターを造形させたら右に出るものはいないなと思うわけですが、そんな渡航先生の生み出した美少女のなかでも僕がもっとも素晴らしいキャラクターだなと思うのが一色いろはです。そしてその一色いろはの最大の魅力であるところの性格の悪さがアニメ版において最大限に引き出されているのは、あやねるの演技ともともとの声質が性格の悪い女のそれでしかないから(※本人の性格が悪いとは一言もいってません)。僕にもあんな後輩がいたら良かったのになぁ。

なお、今期のアニメであやねるが声を当てているものといわれてぱっと思いつくのは『五等分の花嫁』の四葉で、これは上記の二パターンには当てはまりませんがハマり役だなぁと思います。なおゲーム方面で言及しておくと、こちらも例外的ですが、FGO宮本武蔵が好きです。

10,悠木碧

悠木碧といえば鹿目まどか、というくらいまどマギのイメージが強烈な悠木碧ですが、ぼくがかんがえたさいきょうの悠木碧は違います。『サクラダリセット』の相麻菫です。このキャラクターは理想のキャラクターを挙げよと言われたときに僕が出せるひとつの究極の「答え」なのですが、その理由というのが、実は悠木碧の声にその多くを負っていたりします。

この方、そもそも声の幅(演技の幅というべき?)が広いのですが、僕にとっての悠木碧の声の魅力は大別して三つあって、まずは伊瀬茉莉也と同じくハスキーボイス、そしてゆらぎと息漏れです。で、この三つが最大限に発揮されるのは、なにかそれっぽい文学的なことを低音でのったりと語るダウナー系のキャラクターの役をやらせたときで、これは管見の限りでは相麻菫と今期のブギーポップぐらいしかいません(ほぼこの二人のための定義みたいになってますが…)。そして、その二つだとより女性的な声音の持ち主である相麻菫を演じるときの声に軍配があがるかなぁというのが僕の所見です。ちなみにFGOの酒呑やソラノヲトのノエルやしょびっちの香坂秋穂もこの系列に当たらずとも遠からずなのですが、やはりここからは少し外れる。でも、相麻菫の喋り方が醸すかすかな色気を露骨にすると酒呑になる気がするので、近いといえば近いのですが。

んで、ハスキーと息漏れはわかるけど、ゆらぎってなんだよというと、これはたとえばこちらをご覧いただきたいです。

www.youtube.com

このまとめ動画にまどマギの一場面の抜粋があると思うのですが、ここでの演技がそのゆらぎの例のひとつです(後述するように実は微妙に違うんですが)。このときのまどかの声は状況もあって生々しいまでに震えていて、うわずったりひっくりかえったりとやたらめったら不安定ですが、この不安定さがふだんのというか、ここまで強く感情が表現されるような演技でない演技でも微妙に出るときがあって、それが「ゆらぎ」と僕が勝手に呼んでる悠木碧の声というか発声のいいところで、このゆらぎが上述の二つの要素と組み合わさると、なんともいえない、不安定で篭っていて微妙に割れてる、きわめて美しい声になります。岡崎律子の声から薄幸感と透明感と息漏れをちょっと抜いてハスキーを足したみたいな。

ただ、こういう声を悠木碧が出してくれることってあまりなくて、たとえば楽曲方面でいうと、高くて可愛いほうに寄せた声で歌われているものが多いので、うーんとなることが多い。ただ、このあいだ『帰る場所があるということ』という曲を買ってしまったのですが、この悠木碧は割と好きでした。ジャケットの写真もすっごく可愛いし、ウィスパーボイス成分のせいで中毒性がある。でも個人的にはもっとこう相麻菫の……相麻菫のキャラソンとか出しません?(キャラ崩壊必至

なお相馬菫系統ではないのですが、例外的にヒロアカの蛙吹梅雨ちゃんは好きです。なんか新井里美への好みがあれしてるのかもしれません。

おわりに

こうしてみると、声とか発声の仕方がいかに好きかみたいな話しかできなくて、このキャラのこのシーンのこの演技が! みたいにいえないのがちょっと悲しいですね。もう少し今度から演技に気をつけてアニメなりゲームなり吹き替え映画なりを見るようにしたいです。よほどの大根でない限りとくに思うところなく見てしまう違いのわからないオタクなので演技の良し悪しがわかる人はすごい。いやそんなんで声優語るなよという話ですが…。

ほかにも渡辺久美子阿澄佳奈日笠陽子沢城みゆき坂本真綾伊藤かな恵能登麻美子村川梨衣佐藤聡美竹達彩奈小見川千明佐藤利奈…と、好きな女性声優をあげていくとまだ色々いるのですが、キリがなくなるのでここら辺にしておきたいと思います。

男性声優編は10人もあげられない()のでやりませんが、一言くらい言っておくと、最近の声優だと石川界人の株が某アニメと某アニメのせいで爆上がりで、ただ一番好きなのは小山力也で、あとは緑川光とか、神谷浩史とか、中村悠一とかが好きです。最近ユーフォを見ていたので中村悠一はやっぱいいなあって思いましたね。というかあの先生中の人と似てない…?